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http://www.myspace.com/anntenna
彼女はこだわりつづける−私は、私は…
誰だというのだね、マリー?
王妃様よ、王妃様。
跪くがよい、妾〔わらわ〕に。跪くがよい。
彼女はこぼしつづける−私は、かつて私は…
誰だったのだね、マリー?
みなし児だった、貧乏で、まるはだかで、
そんな、言葉じゃ言えやしない。
では、そんな子供がどうやって、
皆のひれ伏す王女になれたのだね?
それは、何もかもすべてにたいして、
もう、乞食のする見方をしなくなったからよ。
だったら、すべての物らのおかげで、伸し上がれた君に、
その、いつ、どうやってかが、云えぬのかい?
それは、ある夜、ある夜のうちに
みんなの語りかけようが一変した。
街中を歩いていると、ふと
弦〔いと〕を張りめぐらせたかのようで、
マリーは旋律〔メロディー〕、旋律〔メロディー〕 となった。
それでつい踊らずにはいられなくて。
けど人々は脅え、すくみあがってしまい、
それぞれの家に、足をふんじばっていた。
だってそんなふうに踊るのは、王妃ならではだものね。
街中で踊る、なんてね。
『狂躁』リルケ
http://brown.ap.teacup.com/anntenna_bass/
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